2012年11月6日

アメリカ経済と日本の製造業受注

ドル円が上昇して一ヶ月程になる。
そろそろ、日本の下請け製造業の受注も回復してきて良さそうなのだが、まだ目途は立っていない。
まぁ、ドル円が回復してトップの収支がよくなっても、それ以上に対中輸出の減少が響いているのだろう。
アメリカは確実に良くなってきているものの、対米輸出は対中輸出に比べれば少なかった。
メインの中国向けが大幅減となっては仕方が無い。

恐らく、今後は東南アジア・インドを中心として、半年程の時間を掛けて徐々に製造業の受注が回復していくと思われる。
東南アジアは未だにバブル一歩手前程の好景気である。
特にインドネシア。
爆発力が凄まじい。

円安を背景にアジア向け輸出によって回復していき、途上に対中輸出の回復があれば、そのスピードを増していく。
しかし、途上に再度の円高がある場合、苦しい道のりが続くだろう。

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