2012年11月3日

ドル円

さて。
アメリカの雇用統計が発表されましたね。
びっくりですよ。
まさか、二ヶ月連続で失業率7%台となるとは。

そして、今回更に凄まじかったのは雇用者数ですね。
製造業も非製造業も、なんと予想を5万人以上上回る結果でした。
欧州問題に中国等の新興国の経済低調の問題という2大問題が残っている中で、この数字はまさにアメリカ経済の堅実な復調を示していると言えます。これらの問題が無かったら+10~20万人位行ったんじゃないかなぁ。今の低調な世界経済の中で、これだけの数を出してくるのは半端ではなく、底堅い力を感じます。

そして、今回は以前あったような政府系の雇用者増加ではなく、純粋に民間企業の雇用者数が伸びている事も、実体経済の回復を意味している。

製造に携わる者としてこれほど嬉しいニュースはありませんね。
アメリカが回復すればドルが上がる=ドル高円安になって日本の輸出企業が元気になり、うちのような中小企業の受注も増加する。また、アメリカ自体からの受注増加も、日本の景気回復に一役買うでしょう。
今は日本的にはアジアの方が輸出対象になっていると思うけど。

日本円で決済できれば、アメリカ経済についてそれ程気にしなくてよくなるんだけどねぇ。
もちろん、大消費国なので受注にも関係するんですが。
今はアジアの新興国も消費に対して非常に意欲的だからね。
仕事でインドネシア行った時はびっくりしましたね。
あの好景気は日本のバブル期と同じ雰囲気ですよ。

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